田舎暮らしでの仕事

定年退職後ですと、それほど問題にはなりませんが、会社を辞めての田舎暮らしだと仕事は大きな問題になってきます。ここでは、田舎にはどのような仕事があるのかをご紹介します。

診断結果から仕事を考えるなら

田舎暮らし診断で候補地域が見えてきたら、仕事は「地域で探す仕事」と「今の仕事を続ける条件」に分けて確認します。

  1. 通勤、リモートワーク、自営業、農ある暮らし、地域おこし協力隊など、収入の作り方を複数持てるか見る
  2. 詳細地域ページで、駅や主要道路、都市部への距離、通信環境の確認ポイントを拾う
  3. 現地訪問時に、平日の移動時間、コワーキング施設、役場や移住相談窓口の情報を確認する
  4. 収入だけでなく、家賃、車、燃料費、食費など支出の変化も移住前チェックリストで見直す

仕事の残し方を先に分ける

田舎暮らしの仕事は、移住後にゼロから探すより、今の収入をどの程度残せるかを先に分けると考えやすくなります。完全在宅、月数回出社、地域の会社への転職、農業や観光との兼業では、選ぶ地域も住まいの条件も変わります。

完全在宅に近い人は、固定回線、スマホ回線、作業部屋、停電時の電源を重視します。月数回出社がある人は、駅、高速道路、空港、悪天候時の代替ルートを確認します。地域の仕事へ移る人は、求人の有無だけでなく、給与水準、車移動、繁忙期、家族の生活費まで含めて見ます。

候補地域を比較するときは、田舎暮らしとリモートワークで通信と作業環境を確認し、詳細地域ページでは「仕事環境で見ること」とFAQを合わせて見ると、平日の暮らしを想像しやすくなります。

田舎でのサラリーマン

田舎にももちろんサラリーマンはあります。地方自治体などで、Iターン・Uターンフェアなどを実施している時もありますので活用してみてはいかがでしょうか。資料を請求するだけでも、手にはいる情報は格段に違います。

ですが、都会にいるときと同じだけの給料が手に入るかといえばそうではありません。やはり収入は格段に落ちてしまいます。しかし、田舎では都会と比べて支出のほうも格段に安くすることが可能です。

特別贅沢をしたいのでなければ、問題はないでしょう。

田舎でのサラリーマン(2)

田舎でのサラリーマンの形態に、都会に通勤するということも選択肢の一つです。 電車などの主要駅が車でいける範囲にあれば可能です。通勤時間は長くなるかもしれませんが、朝のラッシュなどとは無縁の通勤ができます。

農業

田舎で農業をしたいと考えている方は多くいると思います。農業は肉体的にもつらい仕事ですので、安直な考えでは勤まりませんが、実際に植物を育てるということは今までにない経験をすることができるでしょう。

農業だけで生きていくのは収入面で意外と難しいことが多いですので、兼業という形をとるのがいいかもしれません。

農ある暮らしを仕事に近づける場合は、最初から売上だけを期待せず、家庭菜園、貸し農園、直売所、農業体験、地域の手伝いなど、小さく試せる入口を探す方が現実的です。農地の扱い、獣害、水、日当たり、機械や道具の保管場所は、住まい探しとは別に確認します。

リゾート系

田舎でペンションなどを経営して田舎暮らしを満喫している方も多くいます。 ペンションを経営しながら、農業を行って自家栽培の植物で料理をだす。サラリーマンでもないので、ある程度の自由はききます。ある種、田舎暮らしをもっとも楽しめる形態かもしれません。

ですが、経営は素人には難しい面もあります。自宅だけではなくペンションも手に入れなければなりませんし、中古ですとリフォームも必要になるでしょう。収入も安定させるまでには努力が必要です。

ですが、ペンション経営で田舎暮らしが軌道に乗ると、人々とのふれあいも増え、またプチ農業などもできたりします。楽しみのために頑張ってみるのもいいかもしれません。

観光や宿泊に関わる仕事は、地域の魅力を活かしやすい一方で、繁忙期と閑散期の差、設備投資、改修費、清掃、予約管理、口コミ対応が負担になります。下見旅行やワーケーションで訪れる側の目線だけでなく、平日に運営する側の動線も見ておくと判断しやすくなります。

インストラクター

田舎暮らしを始める場所が、観光などで有名な土地(もしくは近辺)でしたらインストラクターという職業もあります。スキーやカヌーなど体力的・技術的に無理でも、森林インストラクター・自然観察インストラクターなどもあります。自然に触れ合い、守っていきたいと考えているのであれば、適職かもしれません。これらの中には資格が必要なものもありますので、しっかりと調べておく必要があります。

資格や講座を調べるときは、広告や提携リンクだけで判断せず、実施団体、受講条件、更新費用、その地域で仕事につながる可能性を確認します。資格取得は役に立つ場合がありますが、地域での実務経験、人とのつながり、季節ごとの仕事量も同じくらい重要です。

仕事の候補を現地確認へつなげる

仕事は、求人や資格だけでなく、その地域で暮らし続けるための収入と支出のバランスで見ます。資格や団体情報を調べる場合も、公式情報を確認し、広告や講座情報とは分けて判断します。

  1. 森林、自然観察、エコツアーなどの資格は、実施団体、受講条件、地域での仕事量を確認する
  2. リモートワークや自営業は、通信環境、作業場所、都市部への移動時間を現地で見る
  3. 農業や観光業は、季節差、体力負担、収入の波、家族の協力体制を確認する
  4. 支出面は、車、燃料、住まい改修、保険、教育、医療まで含めて移住前チェックリストへ戻す

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